IE9ピン留め
サポーター名入りプレート
ファンの温かい気持ちを乗せて サポーター名入りプレート
  いちご電車内とホームに取り付け

 和歌山電鐵株式会社(本社・和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は2日、貴志川線「いちご電車」の改良費を支援した市民や企業、団体の名前が入った記念プレートを同電車内や和歌山駅の貴志川線ホームに取り付けた。
 同電車の製作には約2500万円かかることから、同社が「いちご電車」サポーターとして1口1000円で7月1日から8月末まで公募。その結果、2557件もの市民、企業、団体などから計1099万3000円が寄せられた。
 電車内には、10口以上の703件のうち、匿名を除く686件の名前を記入したプレート13枚を、1両目と2両目の連結部付近に取り付けた。縦横約20㌢の黒地のプレートに、金文字で約50人(企業、団体)ずつ順不同で印字している。また10口未満の匿名を除く1733件も、プレートで和歌山駅のホームに取り付けた。
 小嶋社長は「2ヶ月という短期間で、1000万円を超す応募をいただき、感謝するとともに責任の重さを実感している。いちご電車を自分の電車として、日常の足として気軽に利用してほしいと思います」と話している。


   『わかやま新報』 平成18年10月3日
# by temari_k | 2006-10-03 17:35 | いちご電車ニュース
平成18年8月27日(日) 16時15分発 和歌山→貴志


日前宮駅停車中の1両目の車内の様子です。

今日も狙って(笑)いちご電車に乗りました。
貴志川線の未来を”つくる”会のHPから、いちご電車の時刻表が検索出来るようになり、便利になりました。

乗車人数は40名ほど。年齢層は比較的バラバラでしたが、日曜日ということもあってか、子供連れも多く見られました。男女比は4:6くらいでした。

実はこのブログには簡単なアクセス解析が入っています。日々のアクセスなど公開できるほど立派な数ではないのですが…いちご電車のグランドオープン以来、見てくださる方が増えています。ありがとうございます。

さて、その解析の中に「検索ワードランキング」という項目があります。
それを見ると、和歌山電鐵創業時に比べ、「いちご電車」の検索数が圧倒的に増えました。実数もそうなのですが、それよりも比率の方が著しく高くなっています。
当初、全体の検索ワード数の約4割が「いちご電車」だったのに対し、今月はその9割が「いちご電車」です。
2位の「和歌山電鐵」と比べると、「いちご電車」が4桁なのに対し、「和歌山電鐵」が2桁…。勝負になりません。
それだけ「いちご電車」が定着した、ということなのでしょう。広報作戦の大成功!と云って良いと思います。
# by temari_k | 2006-08-27 16:15 | いちご電車乗車レポート
存続訴えて私も一役  「未来を”つくる”会」 中西由季子さん
いちご電車で行こう 貴志川線を支える人々<5>

 存続訴えて私も一役  「未来を”つくる”会」 中西由季子さん

 貴志川線・伊太祈曽駅の切符売り場。顔見知りの女の子に声をかけた。
 「今日は暑いね」
 「うん、塾行くねん」
 「頑張ってね。ホーム暑いから、電車が来るまで中で待ってなよ」
 4月にアルバイトを始めた。大学の勉強が忙しくなったので、7月中旬から中断しているが、こんな楽しいやりとりが忘れられない。
 04年、同線の廃線問題が浮上すると、沿線住民が「貴志川線の未来を”つくる”会を結成した。そのメンバーの一人だ。
 自宅は同線の終点・貴志駅に近い紀の川市貴志川町。中学時代の塾通いに始まり、高校、大学、大学院の通学で11年間毎日乗ってきた。
 「貴志川線が廃線の危機」。父に聞かされ、「貴志川線は生活の一部。なくなるなって信じられなかった」。
 家族で会に入った。同線存続のために会員を増やそうと、JR和歌山駅前でビラを配った。廃線問題を知らない人が多いことに驚いた。
 約30人で始まった会の賛同者は、約2千人に増えた。「和歌山電鐵が貴志川線を引き継ぐことを決める後押しになれたかな」。役に立てたことがうれしい。
 「残ってよかったなぁ」「ほんまにありがとう」。駅でアルバイトをしていると、お客さんによく声をかけられた。
 「こんなアットホームな電車はなかなかないですよね」


   『朝日新聞』 平成18年8月17日 朝刊
# by temari_k | 2006-08-22 00:03 | いちご電車ニュース
整備の道はどこまでも  技術科主任 西山淳さん
いちご電車で行こう 貴志川線を支える人々<4>

 整備の道はどこまでも  技術科主任 西山淳さん

 休日で散髪をしているとき、携帯電話が鳴った。「列車が動かなくなった。原因は不明。応援に行ってくれ」
 4月8日、貴志川線・田中口駅で電車が発車できなくなった。和歌山電鐵として再スタートしてから、わずか1週間後だった。
 「自分が行かないと電車は動かない」。車で駆けつけた。制御器や自動列車停止装置(ATS)の操作スイッチは入っているか、電圧計は500V以上あるか――。一つひとつ確認した。
 床下の主制御器の点検を終え、運転台のスイッチを戻した。電車はゆっくりと動き出し、乗客から拍手がわいた。
 88年に和歌山工業高校を卒業し、大阪の大手私鉄に入社。以来、すっと車両整備にかかわってきた。
 高校卒業当時は、運転士志望だった。それでも日々の仕事を経験するうちに、「自分の一つ一つの作業が客の安全を守っている。これはすごい仕事や」と、車両整備の仕事に誇りと愛着を持つようになった。
 ところが01年、施設管理事務へ異動が決まった。「車両に触れなくなるのか……」。ショックだった。
 故郷・和歌山の貴志川線が廃線の危機に陥っていることを知った。「自分の車両整備の技術をいかせないか」。給料は半分になったが、05年11月に和歌山電鐵に転職する道を選んだ。
 「ふるさとの電鉄会社に入り、鉄道の現場に戻ってこられました」


   『朝日新聞』 平成18年8月15日 朝刊
# by temari_k | 2006-08-21 23:50 | いちご電車ニュース
ぬくもり路線かじ取り  常務 渡邉寛人さん
いちご電車で行こう 貴志川線を支える人々<3>

 ぬくもり路線かじ取り  常務 渡邉寛人さん

 岡山市にあるバス会社で、営業所長として運転士管理やダイヤ計画を担当していた。昨年5月下旬、突然社長に声をかけられた。
 「和歌山に行ってほしい」
 東京の大学を卒業して、ふるさとの岡山に帰り、運輸・交通会社などで作る両備グループに入社した。50歳を過ぎて、和歌山電鐵への出向だった。「うれしかったですよ。また新しいことに挑戦できるんですから」
 「運転士免許も取るように」。常務として赴任したが、こう言われた。和歌山電鐵はパート社員も含め36人の小所帯。人件費抑制策として、常務も運転士の予備要員を兼ねなければならない。8ヶ月間、新入社員といっしょに1日8時間の研修を受けた。現在、10日に1回は運転する。
 4月1日、「新生」貴志川線がスタートした。それから10日もたたないある日、貴志川線の電車が約1時間動かなくなった。日前宮駅で乗客一人ひとりに頭を下げた。「申し訳ございません」
 初老の男性に肩をたたかれた。「いいんよ、貴志川線が残ってくれれば、それで」
 うれしかった。「この気持ちを裏切ってはいけない」と誓った。貴志川線は小さいけれど、乗客の顔が見え、車内の様子が肌で感じられる。それが魅力だ。
 「貴志川線のぬくもりを守ります。私は『乗務する常務』ですから」


   『朝日新聞』 平成18年8月11日 朝刊
# by temari_k | 2006-08-21 23:35 | いちご電車ニュース
紅一点 父の記憶と走る  運転士 玉置郁恵さん
いちご電車で行こう 貴志川線を支える人々<2>

 紅一点 父の記憶と走る  運転士 玉置郁恵さん

 貴志川線の山東駅に電車が到着した。運転席から立ち上がり、後ろを振り返る。運賃箱に料金を入れる乗客に一礼。「ありがとうございます」。ポニーテールが揺れる。
 「よしっ」。出発前に信号を指さして確認。電車はゆっくりと動き出した。ホームで電車を眺めていた親子連れを見つけ、笑顔で手を振った。
 市立和歌山商業高校を卒業後、市内のパン屋で5年間働いていた。昨年5月、貴志川線の運転士募集の記事を見たとき、何かが自分の背中を押したような気がした。「おもしろそうやな」
 幼いころ、父が南海電鉄で大阪の仕事場まで連れていってくれた。必ず先頭車両の運転士のすぐ後ろの席へ行き、前方に広がる景色を、父と一緒に見た。
 「電車が動くってすごいなぁ」「前から見る景色って運転士の独り占めやな」。電車の楽しさを教えてくれた父は、高校3年の時に亡くなった。
 「運転士は男ちゃうか」。母が心配するので、会社に電話した。「女性でも運転士になれますか」「男女は関係ありません。大丈夫です」
 11人採用された運転士のうち、女性は1人だけだった。
 運転していると、すぐ後ろの席に子どもが来て、自分をじっと見つめることがある。そんな時、父と乗った電車を思い出す。「運転士の自分を見たら、父はきっと喜ぶだろうな」


   『朝日新聞』 平成18年8月9日 朝刊
# by temari_k | 2006-08-21 23:09 | いちご電車ニュース
愛着の路線に再就職  和歌山電鐵助役 岡本武さん
いちご電車で行こう 貴志川線を支える人々<1>

 愛着の路線に再就職 和歌山電鐵助役 岡本武さん

 「南海電鉄 貴志川線廃線を検討」
 こんなニュースを知ったのは、長年勤務した南海電鉄を退社して1年半後、03年11月だった。
 「寂しい」と思った。退職前の約1年間、南海貴志川線・伊太祁曽駅(当時)の駅長を兼ねる貴志川運輸区長を務めていた。その数年前には、同駅助役として約5年間通った。「休みには沿線の3社(神社)を参った。貴志川線には愛着があります」
 05年4月、岡山市の岡山電気軌道の事業継承が決まり、同6月に新会社「和歌山電鐵」が発足した。そんなとき、南海電鉄から要請があった。「(南海と新会社との)パイプ役として立ち上げに携わってほしい」
 高校を卒業して南海電鉄に入社したのは、東京オリンピック開催の前年、1963年だった。駅員、運転士、助役、駅長と務めた。勤続39年6ヶ月。02年6月末、57歳で希望退職した。
 「知人が『農家をやらないか』と誘ってくれた。母親の介護のこともあった」
 自宅がある大阪府泉佐野市で、畑仕事や趣味のカラオケ、社交ダンスなどを楽しんだ。しかし、何か物足りない。日々、思い悩んでいた。南海電鉄から再就職の誘いを受けたのは、そんな矢先だった。
 和歌山電鐵の助役の1人として、主に信号機の操作を担当している。伊太祈曽駅にある信号機の集中制御板(ARC)の前が指定席だ。無線で乗務員とやり取りしながら操作盤を操る。電車の安全運行の要を担う。
 通勤は1時間以上。それでも、身につける制服が、やっぱり肌に合う。規則正しい鉄道マンの生活が、体に染みついているんだと実感している。「地方鉄道の再生モデルといわれるように、少しでも役に立ちたい」
    ◆
 シンボルの「いちご電車」が、ようやく走り出した和歌山電鐵・貴志川線。地方鉄道再生にかかわる人々の熱い思いを伝える。
 (この連載は奈良部健と水田道雄が担当します)


   『朝日新聞』 平成18年8月8日 朝刊
# by temari_k | 2006-08-21 22:32 | いちご電車ニュース
あなたのセンス生かして
あなたのセンス生かして 貴志川線が「川柳電車」の作品募集

 和歌山電鐵株式会社は、貴志川線のイベント電車として9月19日から「川柳電車」を運行するため、16日から電車内や駅で川柳の募集を始めた。内容は自由で、292首(つり革両側2両分)を受け付ける。
 5月に行った「母の日ギャラリー電車」に続く「乗って楽しい電車」を目指した住民・乗客参加型イベント第2弾。寄せられた川柳は、電車のつり革広告掲載部分(縦10㌢、横4㌢)に12月15日まで掲示される。
 募集は9月15日まで。電車内(いちご電車除く)と和歌山駅の貴志川線ホームに、募集用紙と招き猫の投函箱を用意し、「気のきいた言葉、感動する言葉など、あなたのセンスを生かして、車内のお客さんに見てもらいませんか」と参加を呼びかけている。


   『わかやま新報』 平成18年8月17日
# by temari_k | 2006-08-17 23:35 | いちご電車ニュース
いちご電車帰省客らに人気
いちご電車帰省客らに人気 貴志川線復活へ順調なスタート

 和歌山市と紀の川市貴志川町を結ぶ和歌山電鐵貴志川線(全長14・3㌔)で、改装車両「いちご電車」がデビューして10日が過ぎた。運行開始を記念して6日に和歌山市の伊太祈曽駅構内で行われた式典には、約5000人の鉄道ファンや家族連れが訪れ、その後も、お盆の帰省客らが相次ぎ乗車した。貴志川線は、南海電鉄が営業を手放した赤字路線。いちご電車は、その復活へ向け、まずは順調なスタートを切った。       (安元雄太)

 ◆「感慨無量」
 「イチゴたくさん付いてる」「かわいいなあ」。式典のプログラムのひとつとして行われた、いちご電車の一般公開。椅子のカバーや車体など、いたるところにちりばめられたイチゴ模様に、市内外から訪れた多くの親子連れらが感嘆の声を上げた。
 式典ではほかに、大橋建一・和歌山市長や中村慎司・紀の川市長らによるテープカット、電車の前での記念撮影などが行われ、始終盛況。いちご電車は午後3時20分、県立貴志川高校の吹奏楽部の演奏に送られ、出発。鉄道ファンは、電車の姿が線路の向こうに見えなくなるまでシャッターを切り続けていた。
 「感慨無量。会ができて2年、どうなるか分かりませんでしたが、よくここまで来ることができました」。一昨年夏に地元有志らが集って発足した「貴志川線の未来を”つくる”会」の濵口晃夫代表は、会場を埋め尽くした熱気に目を潤ませていた。

 ◆名産品でPR
 いちど電車は、南海電鉄から貴志川線の営業の譲渡を受け、今年4月1日に運営を開始した和歌山電鐵が、復活のシンボルとして導入を決定。約2500万円の費用をかけ、全6編成のうち1編成2両を改装した。
 貴志川町の名産品、イチゴで親しみやすさをアピールし、特に、地元の女性客の利用を促進させるのが狙い。外装は、白を基調としドアや連結器などを赤く塗装。内装は、床一面にナラの無垢材を用いるなど、趣向をこらしている。和歌山電鐵の小嶋光信社長も、「こんなリニューアルをしたのは、いちご電車だけ」と胸を張る。
 車内に設置されている棚には、人の名前が記されている。改装のために、サポーターとして10口以上(1口1000円)募金した人たちの名前だ。礼を述べるかのように、車内のポスターには「いちご電車はみんなのでんしゃ」という言葉が踊っている。

 ◆ソフト面向上
 「すごい、すごい」。兵庫県宝塚市に住む松崎真比路君(3)は、いちご電車に乗っている間中、車内の様子や窓の外を流れる風景を眺めていた。「私の実家のTVでこの電車を知ってから、乗りたいと言って、きかなかったんですよ」と母親で和歌山市出身の恵子さん(30)は目を細める。
 帰省客の利用を見込めるお盆の直前にいちご電車の運行を開始。同電鐵の渡邉寛人常務も、「お盆に入ってから毎日、40件以上のお問い合わせがあります。乗車されるのも、子供連れの方が多いですね」と笑う。
 和歌山電鐵では、残りの車両もいちご電車に改装することも視野に入れているという。しかし、「話題づくりだけではそのうち飽きられてしまう。ハード面ではやれることは限られています」渡邉常務。「試行錯誤すると思いますが、今後、お客様への応対やダイヤの編成といったソフト面を向上していきます。地元の方たちに愛される電車にしたいですね」
 いちご電車は今日も、貴志川線の未来を一身に背負い、走っている。


   『産経新聞』 平成18年8月17日 朝刊・和歌山地方版

# by temari_k | 2006-08-17 18:50 | いちご電車ニュース
平成18年8月10日(木) 15時42分発 和歌山→貴志


日前宮駅停車中の1両目の車内の様子です。

乗車人数は35名ほど。年齢層は比較的バラバラでしたが、子供連れも多く見られました。男女比は4:6くらいでした。

電鐵本社に電話で問い合わせて、いちご電車に乗りました。電話の応対が親切で、分かりやすかったです。

車内の写真を見て気づかれた方もいるかもしれませんが、いちご電車は車内灯の色が他の編成とは変わっています。電球色というのでしょうか。温かな色合いで、木製の車内と良く合っていると思います。

電車で乗りあった子供連れのお母さんに「いちご電車に乗ったのは偶然ですか?」と尋ねたところ、「行きの電車で(いちご電車に)すれ違ったので、和歌山駅で時刻を調べて、帰りに乗りました」ということでした。
こんな風に注意を払っている人がいるということは、いちご電車の広告効果は、やはり高いようです。
# by temari_k | 2006-08-10 15:42 | いちご電車乗車レポート
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